北京の中国鉄道博物館は、一般開放しているため、日本と同様に入口での入場券売り場やお土産コーナーがあるものの、瀋陽はそれらが一切なく、イメージは研修施設の一角といった様相です。
館内は撮影禁止(場合によって展示車両は可能という話もあるらしい)。監視員が2人同行での見学ということで、残念ですが外観の様子+列車アイコンでレポートです。
普通の博物館ではなく、中国鉄路の1施設のようで、外国人はツアーで参加する方が確実に入れます。開館時間帯であるものの、入口は閉館と書いてあり、我々のツアー以外の方はいませんでした。
↓(左)(右)入口に展示してある前進型と人民型蒸気
↑(左)蘇家屯駅が目の前にある、(右)蒸気部品で作成したモニュメント1
↓(左)陳列館外観、横幅はかなりある、(右)入口
↑(左)蒸気部品で作成したモニュメント2、(右)人民型蒸気側面
南満州鉄道関連で有名なものは、パシナ(あじあ号牽引機)、パシハ、大陸号テンイネ客車など。SLが約10両、DL/ELが約8両、緑皮客車、貨車などの歴史ある車両が並ぶ。そして驚きが、2004年に直達特快でデビューした寝台客車と、2009年製造のドイツICE型のCRH3C(CRH3-999C:試作車?)が既に展示されていることです。さらに、南満州鉄道(これが撮影禁止の原因?)から現在の高速列車/和諧号までが詳しくパネル展示されています。
北京のほうには、毛沢東号、朱徳号などの記念機関車が展示されていますが、こちらは通常タイプがメイン。
↓お土産としていただいた栞はE2ベースのCRH2とパシナが描かれている