特集 > TOP画像集(海外編2)

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2005年から続く、駅旅ゆけむり研究室のトップを飾った画像をテーマ別に公開します。風景に溶け込む列車、光や水との共演、紅葉や雪とのコラボなどをお楽しみください。

東アジア以外の地域の各国からの風景をお届けします。


2007/06

(オーストリア ザルツブルク中央付近にて)
世界遺産の街オーストリアザルツブルクの街を流れる川沿い、週末の夕方のために人があふれている。山の上にはお城、その奥にはアルプスが見える。しばらくするとICEが橋を渡っていく。高速鉄道が世界遺産の街の風景に違和感無く溶け込んでいた。
2009/05

(フランス ストラスブール市内にて)
LRTの聖地、ストラスブール。車を排除してトラムを走らせた大胆な発想は、人々が街を歩き、トラムは長大でも満員と活況である。春の日差しの中、落ち着いた色のトラムが世界遺産の街を今日も駆け抜ける。
2009/06

(ドイツ ICE3車内にて)
300km/h運転のドイツICEラインマイン新線は、全列車前面展望が楽しめる。座席上に表示がなかったため自由席だった。前方は遠くを眺める展望のためスピード感はさほど感じないが、横の車窓は明らかに300km/h走行である。
2009/06

(ドイツ ケルン中央駅)
ベルギーブリュッセルからThalysでドイツケルン中央駅に降り立つ。駅舎を出ると目の前に世界最大のゴシック建造物ケルン大聖堂がそびえる。ホームで、到着するICE3と大聖堂を組み合わせて記念撮影。
2010/08

(スウェーデン ガムラスタン付近にて)
水の都ストックホルムの旧市街ガムラスタンの街角から、一本横にそれると、水辺をメトロが走る。鮮やかな花が飾られた船と青いメトロが印象的な光景だった。IKEAのレストランでおなじみのミートボールもおいしいストックホルムは美しい街でお気に入りの都市のひとつである。
2010/08

(フィンランドヘルシンキ中央にて)
欧州らしいホーム上のドーム屋根越しに夕暮れの空が見える。北欧の夏は日がなかなか暮れず、9時過ぎになってやっと暗くなってくる。薄暗い駅のホームにフィンランドVR鉄道の代表列車S220が到着し、ホームは一時的ににぎやかになる。
2011/05

(カナダ大陸横断鉄道Banffにて)
カナディアンパシフィック鉄道は大陸横断鉄道の1つ。ここBanffはカナディアンロッキー観光の拠点駅で雄大な景色が広がる。遠くから汽笛が聞こえ、コンテナを二段で積載した長大貨物が通過する。1分、2分経過しても延々と通過中。1kmを軽く越える長大編成も雄大な景色によく似合う。
2011/08

(フィンランドヘルシンキにて)
北欧フィンランド、大聖堂の前をトラムが走る。市内はコンパクトでトラムが何系統も走る。迷わずに乗れる3系統は主要観光スポットを1周する。北欧デザインの雑貨を見て回って疲れたら、気軽にトラムに乗れる、居心地のよい街である。
2012/08

(クロアチアザグレブ駅前にて)
クロアチアの首都ザグレブ。青いトラムが街中を頻繁に行き交っている。かつて社会主義国家だったこともあり、ロシア製の旧型トラムも時々やってくる。駅から北の1キロ四方に見所が集中しており、徒歩で街中を観光しながらトラムの走る風景も楽しむことができる。駅前でも治安は良好で、世界一短いケーブルカーもあり、短時間で効率よく見ることができた。
2013/08

(イタリア ベネチアサンタルチア駅にて)
新規参入会社フェラーリ高速列車Itaro、新型ペンドリーノETR600「Frecciargento」、在来線で余生を送る初代300km/h運転列車ETR500のE414機関車「Frecciaianca」の3本が水の都ベネチアのターミナルに並ぶ。ホームを抜けて階段を降りると目の前は運河。迷路のような狭い路地を抜けてサンマルコ広場へ向かおう。
2013/09

(オーストリア Kreithにて)
チロル州の州都インスブルックの市電がそのまま登山鉄道に乗り入れています。市内から30分でアルプスを望むこの絶景です。Stubaitalbahnという路線、動画サイトを見ていてすばらしい車窓だったので気になり、地図サイトで絶景の駅を見つけたので行ってみました。2本に1本は途中駅のこの駅止まり。この先は1時間間隔なので、時間を合わせてこの駅止まりに乗車すればホームで30分間美しい景色を満喫できます。路線の終点のフルブメスまではバスも走っていますが谷の下を走るので景色を楽しむならトラムがおすすめです。ホーム柵の向こうでは馬が草をむしり、その横をワインレッドの最新トラムが静かに走り抜けていきます。
2013/10

(フィンランド ヘルシンキ Senaatintori電停にて)
街中の路地を細かく走るヘルシンキのトラム。低床電車が行き交う。ヘルシンキの街は観光名所もデザインショップもコンパクトにまとまっており、街中を歩いたり、疲れたら24時間券を購入してトラムで移動したりと楽しめる。観光シーズンには街に人が溢れていて活気に満ちている。系統が多いが、3番系統に乗車すれば市内を8の字に巡回するので迷うことはない。石畳に午後の太陽がまぶしい。遠くからトラムが近づいてきます。
2014/05

(フィンランド ヘルシンキ中央駅にて)
EU発ロシア行きの高速列車が出発していく。数年前には、ロシアのゴツゴツした客車が乗り入れていたが、ペンドリーノになり、欧州鉄道の近代化が更に東へ広がった。列車内には車掌氏スペースが半室もあったり、パスポートチェックの係員用の部屋があったりと他の欧州高速列車とは異なる特別な列車。今回は外観しか見ることができなかったものの、いつか乗ってみたい列車の一つである。(とはいっても国際列車かつロシア行きなので車内撮影は厳しそうですが…)
2015/08

(イタリア ベネチアサンタルチア〜メストレ間にて)
水の都ベネチアは海の上の島。列車は島(の手前の島)まで海上橋を渡ります。道路と線路の併用橋で海面にも近く、青い海と、遠方に見える市街地が大変美しい車窓です。あと5分で終点サンタルチア駅に到着です。
2015/08


(エストニア タリン市内にて)
フィンランドの首都ヘルシンキから、フェリーでバルト海を縦断して2時間、世界遺産の城郭都市タリンに到着した。港から中心街へ向かう途中、黄色い絨毯の上を旧東欧圏ではおなじみの型のトラムが頻繁に行き交っていた。近くにあるタリン中央駅は、バルト三国の入口にしては小さな駅。こちらは欧州国内でおなじみの新車が行き交っておりまた違う雰囲気を味わえます。
2016/12

(マレーシアKLにて)
マレー鉄道KTMの今を代表する通勤車と特急車。どちらもCRRC製で大量導入に勢いがある。都市鉄道は2両編成が多く、都市規模の割に量数が少ないが、やはり利用者増で4両編成を続々投入している模様。ネットワークはまだまだといった感じですが、車種が次第に増えてきて、食事も安くておいしく、趣味的にも楽しめそうです。
2017/08

(マレーシア MRT Semantanにて)
マレーシア初のMRTが首都クアラルンプールに開業した。都市交通として、モノレール、LRT(簡易メトロ)もあったが、本格的な大型車両である。KLセントラル駅、クアラルンプール駅にもエスカレータや屋根付き通路で繋がり、中心部へのアクセスも良好。BMWがデザインした無人運転の新車は、中心部以外高架を走るため眺めも良い。開業から1カ月ほど経つが、前面展望の人気は老若男女人気だった。
2018/05

(チェコ プラハ本駅にて)
夕暮れのプラハ本駅。ドーム屋根の欧州らしいホームにRailjetが入線する。Railjetはオーストリアの赤い列車が大半であるが、チェコ直通の列車に使用されるチェコ国鉄所有の青いバージョンがある。機関車はオーストリア国鉄の赤いものなのも欧州らしい。ドレミのVVVF音階も興味深い。
2018/08

(豪州ゴールドコーストCavill Avenueにて)
ブリスベン空港からのゴールドコーストエリア直通列車から2017年に延伸開業したトラムにのりかえると30分ほどでリゾートエリアの中心部へ到着できる。ヤシの木と高層ビルの並ぶリゾート地に青と黄色のトラムが映える。新規開業路線だが、超大編成は多くの乗客が利用していた。観光路線の成功例と言える。
2018/11

豪州ケアンズ駅にて)
週1回運行されるサバンナランダー号。ステンレスの銀色の車体で先頭が武骨な丸みを帯びているレトロなツアー列車である。世界の車窓からのオープニングにもなったキュランダ鉄道路線を通過しテイク列車でもある。現代版に進化させると、西武の新型特急ラビューに通じるかもしれない。来春のデビューが楽しみである。
2019/01

(マレー鉄道イポー付近にて)
マレー半島縦断特急ETS。客車列車でマレー半島を縦断する時代は過去のものになりつつあり、現在は区間ごとの特急が多い。黄色の目立つカラーで140km/h運転を行い快適。この日はKL市内で脱線事故がありKLへの帰路が単線交互運転となっており、安全な鉄道運行を願うばかりである。
2019/05

(マドリッド アトーチャにて)
スペイン高速鉄道のアルストム&CAF製TGV型S100、タルゴ&ボンバルディア型S102、独シーメンスVeralo型S103の高速型車両が並ぶ。巨大な駅に、20両編成が入るホームに縦列停車する高速列車群は圧巻である。乗車前の荷物検査や乗車下車ルートが異なる、ホームへの自由な立ち入り禁止など中国並みに制約がある。高速列車の車種が豊富で、1等車のアルコール類を含む食事サービスや事前ラウンジサービスなどもあり、快適な旅を楽しむことができる。
2019/08

(タイ、バンコク、フアランポーン駅にて)
大きなかまぼこ型の屋根はドイツフランクフルト駅を元にしたデザインで、欧州の駅にいるような印象。コンコースには国王の肖像画がそびえるところがタイらしい光景である。バンコク北部にあるバンスー駅では新しい中央駅を建設中であり、長距離列車が発着する光景は今のうちに焼き付けておきたい。
2020/04

(ブダペスト市電 Jaszai Mari ter)
ハンガリーの首都ブダペストは黄色いトラムが縦横に走り回っている。世界一美しいマクドナルドがある西駅の目の前で広電グリーンムーバタイプの列車を見かけて飛び乗り1駅、ドナウ川沿いを走る路線に乗り換える。トラムは降りるとすぐに街中というのがいい。街中の賑わいが一日も早く戻ることを願いたい。(トラム後ろの店舗は西駅とは別のお店です)
2020/05

(オーストリアSchafbergspitze にて)
1992年に製造された灯油を利用した蒸気機関車、急勾配でラックレールで進むため傾いた車体と魅力的な機関車に押され、列車は山を登る。欧州の登山電車ではよくある続行運転で、車窓に前の列車の機関車も見え楽しい。そして山頂に到着する。駅前、というかホームの目の前には、景勝地ザルツカンマーグートの絶景が広がる。
2021/05

(フィンランド ヘルシンキ中央)
北欧フィンランドの首都ヘルシンキ。中央駅は重厚な石造りである。建物のカラフルさがないのはロシア圏に近いことを感じさせる。早朝の駅前は最新鋭のトラムが行き交う。首都とはいっても、欧州パリやフランクフルトと比べると地方都市で長閑だ。コンパクトシティはトラムネットワークがあり、個人的には好きな街のひとつ。欧州へ入る際のストップオーバーで立ち寄ってみたり、連絡船でバルト三国エストニアのタリンやスウェーデンのストックホルムに向かうのにも重宝します。今は空想旅行で我慢の時です。
2021/06

(オーストリア ウィーン中央 にて)
オーストリアの首都ウィーンにドイツの高速鉄道ICEが出発を待つ。レイルジェットの赤い列車群の中に白い車体が映える。ICE-Tの隣のホームに普通列車が入ってきた。どちらも流線形なのが日本にはない風景だが、どちらも500系こだまの兄弟車で、アレクサンダー・ノイマイスター氏のデザインである。ドイツ周辺国にも高頻度で運行され30年を迎えたICE。これからも欧州高速鉄道ネットワークの一つとして期待したい。
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