特集 > TOP画像集(雪と列車編)
2005年から続く、駅旅ゆけむり研究室のトップを飾った画像をテーマ別に公開します。風景に溶け込む列車、光や水との共演、紅葉や雪とのコラボなどをお楽しみください。
厳しい雪と共存する鉄道のある風景をお届けします。
2007/03
(東北本線)
スーパー白鳥の先頭のドアからは前面展望が楽しめる(当時)。しばらく眺めていると反対側からスーパー白鳥が近づく。八戸から北を結ぶ特急街道、新幹線のリレー列車の役割だけではなく、将来の新幹線延伸のリレー役としても安全運行を願いたい。
2008/02
(五能線 川部付近にて)
2月というのに暖冬でほとんど雪のなかった秋田県内、青森県に入り雪が少し積もっていた。その日の夜は吹雪、翌日も雪が降る。川部駅から朝の輸送力列車を撮影しに1kmほど歩くが、道が凍っていてなかなか進まない。急ぐと滑り、転倒し… 何とか五能線を撮影する事ができた。
2009/01
(東北本線 浅虫温泉付近)
真冬なのに雪が少ない青森は浅虫温泉。浅虫水族館の脇で特急「つがる」を待つ。青空ではあるが、小雪が舞っている。つがる号を見送った後は、浅虫温泉へ浸かり、暖まったら「はやて」号でひと眠り…
2010/02
(北陸線 水橋〜東富山にて)
気温が上がり、もやがかかる雪原の中をスノーラビットが駆けてくる。ほくほく線を国内最速160km/hで駆け抜ける俊足列車は首都圏と北陸を結ぶ重要な列車。数年後に開業する新幹線までのつなぎ役ではあるが、走り抜けてほしい。
2011/01
(久大本線)
九州の大雪の翌日、まだ木のにも雪が残る。青空で凛とした空気の雪原の中を黄色いゆふDXが通過する。こういう日は温泉で温まるのが一番だ。
2011/01
(日豊線 豊後豊岡〜亀川にて)
目が覚めると別府は一面銀世界。その中をRED EXPRESSが通過する。情熱の赤をイメージするJR九州の赤が雪にも映える。朝風呂へいき寒い朝を温まろう。
2013/02
(陸羽東線鳴子温泉〜中山平温泉にて)
雪の鳴子温泉で暖まったり駅で列車を待つ。寒いので跨線橋で待っていると、遠くに列車のライトが見えた。まだ音は聞こえないが、山に沿って次第に列車が近づいてくる。そろそろ階段を下りて列車を待とう。
2013/02
(函館本線岩見沢)
札幌市内は線路の道床が見え始めていても、特急で20分少々北上するとまだまだ雪が高く積もっている。雪原を高速走行する列車の後方は、巻き上げた雪で真っ白になり、北海道の冬の厳しさを実感させられる。風景は寒くても列車内や駅内の防寒は万全で、本州より暖かいところが安心感を与えてくれる。
2013/03
(田沢湖線 角館〜鶯野にて)秋田新幹線の次世代車両E6系スーパーこまちがデビューした。秋田駅で出発式を見て上り一番列車に乗車した。沿線には早朝にも関わらず老若男女+犬が見に来ていました。盛岡で下車して下り一番列車を見送るべく再び田沢湖線へ。白鳥がいることを期待して角館で下車し、バスで鶯野近くへ行ってみました。ちょうど朝の餌付けの時間帯でたくさんの白鳥がいました。ローカル線を走る斬新なJAPAN REDのスーパーこまちは、街中で性能をもてあますフェラーリのような違和感ですが、次第に日常の風景に馴染んでいくでしょう。
2014/01
(田沢湖線角館〜鶯野にて)
秋田新幹線在来線区間のランドマークの一つ玉川橋梁をE3こまちが駆け抜ける。ほとんどがE6となり見かける機会はかなり減ったものの、最後の冬も事故なく走りきってほしいと願うばかりです。(昨シーズン撮影です)
2014/12
(北越急行 うらがわらにて)
在来線最速のモグラ鉄道である北越急行の明かり区間を赤いはくたかが今日も駆け抜ける。首都圏北陸のアクセス列車として登場して18年、新幹線に発展するまで100日を切った。最後の冬となる今シーズン、日本有数の豪雪地帯を安全に駆け抜け、新幹線にリレーできるよう願いたい。
2015/01
(KTR宮津線 東雲にて)
一面雪景色の中、水戸岡列車「あかまつ」号と交換する。北近畿タンゴ鉄道は2015年に上下分離方式へ移行することになっており、バス会社のウィラーが運行を引き継ぐ。さまざまなコンセプトのバスを送り出しているウィラーが、どのようにKTRを変貌させるのか、今から楽しみである。
2015/02
(北陸本線 東富山付近にて)
北陸新幹線金沢開業前夜が次第に近づいている。雪原の中、特急「北越」が「北陸本線」を通過する。特急「北越」は上越妙高乗り継ぎの特急「しらゆき」へと移行し、この「北陸本線」は「あいの風とやま鉄道」へ移行する。
2016/03
(奥津軽いまべつ〜木古内にて)
東京発一番列車が青函トンネルを抜けて北海道の大地を走るところ、5機のヘリと大勢の方々がはやぶさ号を見送る。北海道から鹿児島まで新幹線でつながった記念すべき日であった。
2017/02
(長良川鉄道 大矢にて)
美濃太田では降っていなかったが、やがて車窓に雪が舞うようになり銀世界になっていた。山深くへ進むにつれさらに雪が増え、終着北濃駅ではホームが雪に埋もれるほどになっていた。
2019/02
(ほくほく線まつだいにて)
日本有数の豪雪地帯をはしる北越急行。北陸新幹線開業後は地域輸送に徹する。トンネルの多い路線を活用してトンネル内で映像を流す「ゆめぞら」号が入線する。外の寒さを忘れて非日常の列車を楽しむのもこの時期の楽しみ方の一つである。六日町や十日町、越後湯沢の雪見温泉を楽しむ季節でもある。