1986年、土讃線大豊トンネルの開通に伴うルート変更が行われた際、誕生した現在の土佐北川駅。なんと鉄橋上に駅ホームがあります。
↑ホームはトラス鉄橋の中
ホームの両側と上はトラス橋の鉄骨が囲みます。利用客が誤って川へ転落しないよう側壁があり、線路下も鉄板で覆われていました。歩道橋のような構造の階段を下りると、鉄橋下に小さな待合室があり、その横に出口があります。
↑駅入口。左の階段が鉄橋脇の通路、中央奥がホームへの階段。
出口から2方向に分かれています。一方は鉄橋脇の歩道として対岸へ繋がり、もう一方は線路脇の細い道をしばらく直進し駐車スペースに繋がっています。また、地元のスクールバス発着待ち合わせ場所もありました。その先に対岸の国道への橋があります。
↑鉄橋方面の通路。
大豊トンネル開通前の旧線跡が大杉駅にかけて続いています。次の列車までの暇つぶし散策におすすめ。周辺に食料を調達できる場所はないのでご注意。
↑国道への橋上から土佐北川駅を望む。