駅データベース

アイコン 高速鉄道 駅DB 温泉駅近 特集

> 駅データベース > 気になる駅探検

阪急梅田駅

宮殿のような駅だった頃
2005/2散策 阪急電車

阪急梅田駅は、10面9線のホームが並ぶ関西私鉄最大の駅です。これだけでもかなり話題性はありますが、阪神電鉄方面へのコンコースが見事な建築物でした。現在は阪急百貨店改築で過去(2005/9/12まで)のものとなりましたが、シャンデリア、ステンドグラス、巨大ドーム空間など贅を尽くした空間が広がっていました。


↑アーチ天井とシャンデリア、アーチ上部の壁画のみ保存される

JR大阪駅御堂筋口から出て信号を渡ると阪急百貨店がそびえている。建物内に入り進んでいったところにまず飛び込んできたのが、天井の高いコンコースです。両側には阪急百貨店があり、その上にステンドグラスが並ぶ。この空間が昔のホーム跡である。ホーム跡なだけあり、数百メートル続いている。


↑旧ホーム跡

この通路を越えたところには巨大なドーム空間が広がる。ここにもステンドグラスがあり、大聖堂のような雰囲気が漂う。そしてその先には、アーチ天井の空間があった。今までの空間とはことなり豪華さに落ち着きも加わっている感覚になる。天井から下がるシャンデリアや天井の模様からロシアの地下鉄駅を連想する造りである。ここがかつてのコンコースであったところである。


↑ドーム天井

今きた道を戻り、現在の阪急電車乗り場へ進む。JRの高架下部分の通路にも欧州風のエッチングが施された銅板の壁や、美術画に使う模様の付いたような広告受けなど、細かな所の演出もあった。JR高架下を越え、エスカレータを昇ると、現在の梅田駅であった。膨大な自動改札機群の向こうにマルーンの電車たちが出発を待っていた・・・。


↑銅板の装飾と広告枠に注目


ホーム > 駅データベース