ソグネフィヨルド観光の拠点フロム駅。ベルゲン急行(NSBベルゲン線)の分岐駅ミュルダル(Myrdal)からフロム鉄道(NSBフロム線)とのレポート。
世界遺産のベルゲンから普通列車でフロム鉄道の拠点ミュルダールに到着した。ここまでの車窓も険しい山や渓谷美しい。
「く」の字型の機関車がけん引する列車が対面のホームに停車している。列車に乗り込むと、モニタには路線図が描かれている。
木目調の車内は横5列。標準軌で車体幅も広いので、窮屈さはない。
出発すると山を縫って走る。時々山から滝が流れている風景も見える。
途中駅のショースフォッセン(Kjosfossen)駅で観光停車があり、ホームの目の前で迫力あるショース滝を望むことができる
そしてフロム駅に到着する。このホームは駅舎の手前にあるもの
少し先へ進むとさらにホームや駅舎がある
客車と大半の機関車はダークグレー。周りの風景に溶け込む塗装。客車には様々なフロム鉄道の情報が書かれているようで、さすがデザインの北欧といった感じ。駅舎も赤い平屋建てである。
駅舎の奥にはお土産やレストランが並ぶ。その奥がフィヨルドの海。駅舎の所に記念碑がある。また、記念碑の奥には無料のフロム鉄道資料館がある。
資料館には昔の写真や機関車も展示されている。
模型や、軌陸車も展示されている。軌陸車は、三角形で車輪も3つ。三脚同様4車輪よりも安定性があり軽そう。
外にも木造の客車が展示されている。駅舎の前にはフィヨルド観光の船乗り場。ベルゲン方面に抜ける観光ルートがある。