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東根室駅

日本最東端の駅
2002/8散策 根室本線

JR北海道の根室本線=花咲線東根室駅は東経145度36分にある日本で最東端の駅です。列車の本数が少なく、途中下車する機会がないかもしれないかもしれませんが、根室駅まで意外に近いので徒歩で行くことも可能かもしれません。

札幌から特急で約4時間、更に単行ディーゼル車で2時間30分という時間をかけて東根室駅に列車が到着した。途中寄り道もしたのが影響し、すでに辺りは暗くなってしまった。所要時間的には最果てに来た感があったが、周囲は暗く、近くの住宅しか見えず、あまり最果てに来たという実感がわかなかった。


↑日本最東端駅標柱と車両

築堤上のホームは、木の床で仮乗降場の様な雰囲気がある。もちろん待合室や屋根はない無人駅である。しかし、駅銘板の横にはしっかりと「日本最東端の駅」という標が立っている。出口兼用の階段を下りると、階段横のちょっとした「駅前広場」に駅ホームを背にして「駅名標」と「日本最東端の駅ひがしねむろ」というポールが立てられていた。最近駅が整備されたときに立てられたものであろう。どうやら観光バスなどで立ち寄ったときの記念撮影用であろう。これらの方々も、出来れば鉄道を使ってきてもらいたいものである。


↑駅前の記念撮影用?看板

次の列車(下り終電)まで1時間30分以上もあるので、根室駅まで歩くことにする。駅階段を下りて右方向に、線路をくぐる歩道があるのでくぐり、住宅地の中をそのまま前方へ向かっていき、突き当たったら右、十字路に来たら左へ行くと、国道に出る。そこを根室方向に15分ほど歩いていくと、踏切があり、渡った後左折し線路沿いを歩いていけば根室駅に着く。所要時間は20分強であった。


↑根室駅は「日本最東端の有人駅」(1996-8撮影)

◆ひとくちメモ

東根室駅へ行くなら、途中下車し次の列車を待つよりも、根室駅から片道徒歩がおすすめです。根室駅から歩く場合は、事前に詳細な地図で道を確認することをおすすめします。

◆根室限定料理「エスカロップ」

根室市内では、カレーライスほどに一般的な名物庶民料理があります。「エスカロップ」という食べ物です。恐らく名前からでは想像が付かないかもしれません。ガーリックバターライスに豚カツをのせデミグラスソースをかけた料理です。根室駅正面の通りの左側にある「モンブラン」という店が元祖。その他の店にもかなり広まっており、コンビニ弁当にもあるという噂があります。根室限定ですので根室へ行った際はご賞味を。


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