樺太の西海岸にある漁業の盛んな町チェーホフ。戦前は野田という場所であった。ツアーの列車で停車タイムがあったのでその際のレポート。作家チェーホフとどのような関係のある町なのか?
↑チェーホフ駅舎
コルサコフ駅からホテル列車に乗車し約1時間、チェーホフに到着した。駅舎は黄色で三角屋根付きのサハリン標準仕様の駅舎である。
↑作家チェーホフの像
駅を出て左の方に、チェーホフの胸像があったが、手入れはされておらず、かなり荒れていた。チェーホフとはどのような関係のある町なのかというと、全く関係のない町のようである。戦後たまたま付いた地名であり、今後はチェーホフ博物館も建設し、作家チェーホフを中心とした町づくりを行うらしい。
↑駅構内とツアーチャーターのホテル列車
駅前はもちろん舗装されていない。日本からの中古車も例外なく走っていた。また電線よりも太いパイプが道路に沿って整備されているがこれは冬の暖房用設備の模様。
↑チェーホフの町の風景